先日、都市部を中心にマイコプラズマ肺炎が流行しており、県内でも流行の恐れがあるという記事が新聞に載っていました。 マイコプラズマ肺炎は、晩秋から早春にかけて発症しやすく、発熱・倦怠感・頭痛・咳などを主症状とした呼吸器感染症です。1~4週間の潜伏期間の後、発熱に続いて咳が出現し、解熱回復した後も咳が3~4週間続く場合が多く、罹患年齢は14歳以下が全体の8割を占めています。治療は抗菌薬による化学療法が基本ですが、近年耐性化により今まで使用していた薬剤の効き目が悪くなってきているとのことです。数週間前に来局された患者様もこの肺炎の可能性が高いと医師より診断を受けたそうで抗菌剤が処方されていました。自分でできる予防対策はマスクの着用と手洗い・うがいを徹底することです。これからますます寒くなる季節なので、体調管理には気を付けていきましょう。
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