vol.2 ジェネリック医薬品とは・・・
- Hirai Kenichi
- 2010年1月22日
- 読了時間: 2分

調剤薬局や医療機関で処方される薬には、同一成分・同一効能でも、薬価(薬の価格)の高い医薬品(新薬・先発医薬品)と、薬価の安い医薬品(後発医薬品・ジェネリック医薬品)があります。このジェネリック医薬品がなぜ安いのかといいますと、新薬・先発医薬品は最初に開発、販売されるもので、特許などにより独占的に販売されています。その後、特許が切れ、厚労省で製造・販売が認められたものがジェネリック医薬品です。ジェネリック医薬品は比較的開発コストや開発期間が短いため、価格が先発医薬品に比べて2~7割くらいの価格になっています。ですからジェネリック医薬品を処方してもらうと自ずと病院、医院、調剤薬局の窓口で支払う負担金も安くなるのです。また、ジェネリック医薬品はただ真似した医薬品ではなく、飲み易い剤型や飲み易い味など研究により先発医薬品に勝るとも劣らない製品も数多くあります。
では、どのようにしたらこのジェネリック医薬品を処方してもらえるでしょうか?皆さんのかかりつけの先生にジェネリック医薬品を処方していただけますか?と尋ねてみてください。すべての医薬品にジェネリック医薬品がある訳ではありませんが、出来るだけ処方していただけると思います。また、調剤薬局に処方せんを持って行き、その処方せんに後発医薬品に変更不可の欄に先生の判子が押してなければ、薬局でも変更は可能です。
Comentarios