先日、金沢に行って来ました。
金沢は金箔が有名です。金箔ソフト、金箔コーヒー、金箔カステラ、金箔羊羹、金箔あぶらとり紙、金箔フェイスマスク、金箔茶室などなど、どこを見ても金箔だらけです。
でもそもそも金は金属ですよね。なんで金は食べても大丈夫なの?昔からお正月料理やおめでたい席の料理には当たり前のようにのっていたので、あまり疑問に思ったことはないのですが、今回調べてみました。
金は非常に安定した性質を持っており、ほかの物質とはほとんど反応しません。胃液で溶けることも、唾液で変化することもないのです。だから食べても体に吸収されることはなく、そのまま排出されます。消化吸収しないと毒にもならない代わりに栄養にもなりません。昔のヨーロッパでは薬用として使われていた歴史があるようですが、現在では体に全く影響ないことがわかっています。
栄養的には何も効果がないようですが、金箔がのっていると、見た目が華やかになり、高級感が漂います。そんなプチ贅沢を楽しみたいですね。
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