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生命を支えるアミン


題名を見て「?」と思った方がいらっしゃるかと思いますが、実はこれビタミンの名称の由来なんです。ビタミンは体内で車のエンジンのオイルを担う重要な物質です。 しかし、厄介なことにヒトは体内で作れるビタミンの種類が少ないので、食事等外部からの摂取が必要不可欠になってきます。なので「体内で作れないならいっぱい摂取すればいいんだ!」と考えてしまうかもせれませんが、実はそうでもないのです。 それは何故か?ビタミンは大きく「水に溶けるビタミン」と「脂に溶けるビタミン」の2種類に分けることができます。実際に、「水に溶けるビタミン」はビタミンB1、B2、B6、B12、C、葉酸、etc.「脂に溶けるビタミン」はビタミンA、D、E、Kと分類ができるのですが、「水に溶けるビタミン」は過剰に摂取しても尿に溶けて排泄されてしまいます。それに対し、「脂に溶けるビタミン」は体内に蓄積されます。「蓄積されるならいっぱい摂取したほうがいいんだ!」となるかもしれませんが実は体内に溜まりすぎると過剰症になってしまいます。 従って、過剰に摂取すれば良いというものでもありません。もちろん、エンジンオイルが無くなればエンジンは動けない、つまり、ビタミンの欠乏症もありますので少なすぎず、多すぎず、適度にビタミンを摂取して下さいね!

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